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| ■コラム * ローカルトレンドニュース from hakata 津田 祐司 『元気バイふくおか』から『元気タイはかた』へ 以前、福岡は双子のツインシティであると紹介した。「福岡」と「博多」と2つの呼び名があるが、それは東京と江戸、大阪と浪花といった新旧、愛称といった類ではなく、純然と「ふくおか」と「はかた」の2つの町が並立していて、その生い立ちについては、商人の町「はかた」であり、武家の町「ふくおか」であった。中洲那珂川を境に2つの町割があったことはすでに触れた。 戦後、天神を中心に商業集積していった「ふくおか」が商都化し、反対に官庁関係の建物が並ぶ「はかた」はオフィスが集積していった。 商人の町だった「はかた」は、その看板を完全に「ふくおか」(天神)に奪われてしまった。その「はかた」が、反転反攻するべく、着々と戦いの準備を整えている。 3年後の平成23年に九州新幹線が全面開業する。その開業に合わせ今、「はかた」の町が変貌しつつある。現・博多駅が昭和38年に開業して45年経つが、その古い博多駅は解体されて消える。そして、新たに地下3階地上10階、延床約6万坪を有する「新博多駅ビル」として変身中である。ターミナルのなかに専門店街、阪急デパート、東急ハンズがジョイントされた構成で、「新博多駅」を中核として近隣、周辺及び地下街の開発を着手する。 また「はかた」側の一方の雄であるキャナルシティも第2キャナル構想を具体化し、新たなエンターテイメント施設の建設を志向している。この2つの新しく集積される商業タウンがいっぺんに「はかた」の町に登場することになる。九州圏内を2時間以内でネットワークする鉄道ターミナルに全九州から人を吸い上げ、「ふくおか」側へ流出していた「ひと」と「おかね」と「じかん」を留める。2000年の歴史がある「はかた」が400歳少々の「ふくおか」へ復権をかけて砦を築く。 「元気バイふくおか」から「元気タイはかた」へと看板換えするために……。 ※「元気バイふくおか」は3年前、福岡地方で発生した地震以後、福岡で使用されている復興キャンペーン標語です。 (つだ ゆうじ/九州支店) このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。 Copyright 2008 TANSEISHA.co.,ltd. All right reserved. |