| HOME > tansei.net30号 >[特集]北海道洞爺湖サミット |
|
[特集]北海道洞爺湖サミット
ビジターセンター敷地内に環境学習展示施設が開設、 環境省北海道地方環境事務所は6月1日、洞爺湖ビジターセンター敷地内に仮設の環境学習展示施設「エコ・ギャラリー」をオープンした。 同施設は、北海道洞爺湖サミットが開催される洞爺湖エリアを訪れる国内外の人々に、国立公園の自然環境保全をはじめ、地球温暖化、生物多様性、3R(リユース、リデュース、リサイクル)などの環境問題についてわかりやすく伝え、理解を深めてもらうことを目的に開設されたもので、オープンは8月31日まで。 展示テーマは、21世紀環境立国戦略の3本柱である低炭素化社会、循環型社会、自然共生型社会の実現に向け、環境学習の視点から様々な環境問題についての展示を行ない、小学生高学年が理解できる内容を目指したという。 展示テーマは以下の6つで構成され、様々な企画展示物も予定されている(開催期間中に展示物の入替えを行なう)。 1.地球温暖化(地球温暖化による影響、地球温暖化対策、洞爺湖町などが進めるチームマイナス50%事業等)、2.3R(廃木材からのバイオエタノール製造と利用に関する紹介等)、3.生物多様性(絶滅危惧種、里地里山、外来生物、生物多様性国家戦略等)、4.美しい日本の自然(国立公園、北海道の自然等)、5.食と環境(フードマイレージ、バーチャルウォーター等)、6.日本の公害克服の歴史紹介 同施設の特徴としてあげられるのが、環境面からさまざまな工夫がなされていることだ。たとえば縦40m、横20mの仮設テントは他のイベントに再利用できるものを使用し、テント素材にはバイオマス膜材を採用することで、その原料であるケナフの育成時に二酸化炭素の発生を抑えるほか、最終的には紙としてリサイクルできるなどの利点がある。また展示物は、収納、移動が容易な段ボールによる組立てユニットとすることで、他のビジターセンターやイベントでの再利用が可能となっている。さらに館内の電力は、敷地内の太陽光発電施設から供給を受けるなど、環境に優しい施設づくりを追求している。 また運営面においても、展示物を単に見学してもらうのではなく、スタッフが展示物の解説を通じてコミュニケーションを積極的に図っていくことで、環境問題への関心をより高めてもらうよう注力している。 6月には修学旅行などの小・中学生が多数訪れたが、夏休み期間中は親子連れをはじめ海外からの見学者も期待しており、3か月間で6万人の入場者を見込んでいる。
このページに掲載の内容、写真などの転用をお断りします。 Copyright 2008 tanseisha.co.,ltd. all right reserved. |
||||||||||||||||||||||